「武器と市民社会」研究会

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第42回会合のご案内:サイバー空間と国際法:情報セキュリティに関する国連政府専門家会合(GGE)における議論の論点を中心に 4月26日(火)

2016年4月26日(火)に、「武器と市民社会」研究会第42回会合「サイバー空間と国際法:情報セキュリティに関する国連政府専門家会合(GGE)における議論の論点を中心に」を開催いたします。

サイバー空間は急速な拡大を続けていますが、この空間に適用されるべき法秩序はいまだ確立されていません。この事態に対応するため、国連では情報セキュリティに関するGGEが「国際安全保障の文脈における情報通信分野の発展」を2004年から討議しています。2015年までに4回の会期のGGEが終了し、3つの報告書が作成されました。

例えば、2013年の報告書では、国際法、特に国連憲章がサイバー空間に適用可能であること、サイバー空間における国家の行動は国家主権に属すること、サイバー空間の安全確保を目的とする国家の取組においては人権と基本的自由を尊重すべきであること、サイバー空間でも国家間の信頼醸成措置が重要であることといった原則が確認されています。しかし、サイバー空間における規範の詳細に関する合意は依然として形成されておらず、2016年8月にはGGEの第5会期が開始される予定です。

今回の研究会では、外務省でGGE交渉を担当している総合外交政策局安全保障政策課の齋藤敦交渉官から、GGEの経緯や論点、各国の主張などについてご報告いただきます。また、コメンテーターには、日本におけるサイバー空間研究の第一人者である土屋大洋・慶應義塾大学教授をお迎えします。皆さまのご参加をお待ちしております。

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「武器と市民社会」研究会第四十二回会合
【テーマ】「サイバー空間と国際法:情報セキュリティに関する国連政府専門家会合(GGE)における議論の論点を中心に」


【日時】 2016年4月26日(火) 19:00~21:00(18:45開場)
【場所】 拓殖大学文京キャンパス F館301教室
【住所】 〒112-8585東京都文京区大塚1-7-1
【地図】 こちらのリンク(東京メトロ丸の内線茗荷谷駅下車徒歩5分)

【登壇者】
報告者:齋藤敦 外務省総合外交政策局宇宙室長兼安全保障政策課交渉官
コメント:土屋大洋 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授
司会:福田毅 国立国会図書館調査員、「武器と市民社会」研究会共同代表

【主催】 「武器と市民社会」研究会
【参加費】 無料
【参加方法】 事前登録制です。2016年4月25日(月)までに、こちらの参加登録フォームにアクセスいただき、ご記入・送信ください。
※2016年4月25日(月)より前に定員(70人)に達しましたら、その時点で締め切りとさせていただきます。
※取材や撮影を希望されるかたは、事前に以下の問い合わせ先まで必ずご連絡ください。

【お問い合わせ先】
「武器と市民社会」研究会共同代表(こちらのリンク)にご連絡ください。

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【登壇者紹介】
齋藤敦(さいとう あつし): 1997年、外務省入省、2015年から総合外交政策局宇宙室長兼安全保障政策課交渉官。この間、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部一等書記官、在インドネシア日本国大使館参事官、総合外交政策局総務課首席事務官等を歴任。

土屋大洋(つちや もとひろ): 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター助教授、慶應義塾大学総合政策学部助教授等を経て、2011年から慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授。専門は国際関係論、情報社会論、公共政策論。主著に『サイバーセキュリティと国際政治』(千倉書房、2015年)、『サイバー・テロ 日米vs.中国』(文藝春秋、2012年)、『ネットワーク・ヘゲモニー 「帝国」の情報戦略』(NTT出版、2011年)

福田毅(ふくだ たけし): 国立国会図書館調査局外交防衛課調査員。専門は安全保障論、軍備管理・軍縮。主著に『アメリカの国防政策 冷戦後の再編と戦略文化』(昭和堂、2011年)、「クラスター弾に「烙印」は押せるか オスロ・プロセスをめぐる言説の分析」(『国際安全保障』2010年3月号)など。

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